ここでは商品の発送に必須な備品と、できるだけ安く必要な梱包資材を揃える方法を解説していきます。
基本的にこれから紹介する資材(特に段ボール)は、Amazonの自己配送で使用することが多いものです。
メルカリやヤフオクなどで売れた商品に関しては、使用済みの段ボールを再利用するケースが多いです。
過去にそれでクレームになったことはないので...
- Amazonの自己配送は新品の段ボール
- メルカリやヤフオクの配送は中古の段ボール(リサイクル品)
という形で用途を分けていきましょう。
用意すべき梱包資材11選
私が常に用意しているのはネコポス用の封筒とダンボール、宅急便コンパクト用のダンボール、60サイズのダンボール、80サイズのダンボール、巻きダンボールです。
それにプラスして商品の破損を防ぐためのボーカスペーパーや緩衝材(プチプチ)、商品をまとめるためのOPP袋、テープカッターとガムテープです。
それぞれ詳しく説明していきます。
ネコポス用の封筒
厚さ2.5cm(メルカリやヤフオクの場合は3cm)以内のものはできるだけ資材の単価が安い封筒を使って発送するとコストが削減できます。
商品の大きさによって使う封筒を変えるので、いろいろなサイズのものを用意しておきましょう。
ゲームやCDやDVDなどのメディア類の発送で重宝します。
封筒は100円ショップなどでも購入可能です。
少し単価が上がりますが、テープ付きの封筒があると時間短縮になります。
ネコポス用のダンボール
厚さ2.5cm(メルカリやヤフオクの場合は3cm)以内のもので単価の高いものや、封筒だとちょっと不安だというものはネコポス用のダンボールを使って発送します。
封筒よりも資材の単価は高く1箱あたり40円ぐらいするので、まずは封筒の利用を優先的に考えてください。
使う頻度はそれほど多くはありません。
宅急便コンパクト用の標準型ダンボール
宅急便コンパクトでの発送には専用のボックスが必須になってきます。
1箱あたり70円が相場です。
重さは関係ないので箱さえ閉まればこれで発送可能で、発送費用も比較的安く抑えられます。
トレーディングカードのBOXを自己発送するときによく使う資材になってきます。
60サイズのダンボール
ネコポスや宅急便コンパクトで収まらず60サイズで収まるのもは60サイズのダンボールで送ります。
60サイズとは三辺(縦・横・高さ)の合計が60cm以内の段ボールになります。
まとめ買いをすることでダンボールの単価は下げられますが、だいたい1箱あたり約40円ぐらいが相場になってきます。
80サイズのダンボール
60サイズで収まらないものは80サイズのダンボールを使います。
こちらもまとめ買いをすることでダンボールの単価は下げられますが、1箱あたり60円ぐらいが相場になってきます。
巻きダンボール
ダンボールに収まらない特殊な形状のものは巻きダンボールをカットして使うと便利です。
ボーカスペーパー釣り竿やゴルフクラブ、絵などの梱包に使えます。
ボーカスペーパー
ダンボールの中で商品がガタガタするのを防ぐための緩衝材です。
割れ物などにも巻いて利用できます。
新聞紙でも代用可能となります。
ボーカスペーパーは大きさやまとめて買う量によって値段は変わってきますが、1枚あたり数円程度です。
OPP袋
商品をまとめるためのOPP袋です。
Amazonでセット商品やアソート商品を販売するのに必須となってきます。
商品を防水するためにも利用できます。
サイズがいろいろあり、基本的にサイズが大きいものほど単価が高くなりますが、いろいろなサイズのものを用意しておくと良いかと思います。
単価は1枚数円程度で、テープ付きのものが便利です。
プチプチ
ダンボールよりもプチプチのほうがコストが安いので、既に箱に入っているような商品や80サイズのダンボールに入らない大型の商品はダンボールに入れずに直接プチプチを巻いて送っても問題ありません。
もちろんプチプチは定番の緩衝材としても使えます。
ガムテープ
段ボールに封をするのに必須になってきます。
単価としては1巻200円ぐらいからです。
ちょっと値段は高いですが、手でも切れるタイプのガムテープを使うと作業効率がアップします。
もちろん普通のガムテープでも十分です。
テープカッター
普通のガムテープを使う場合はテープカッターも導入しておきましょう。
性能が良いものだと作業効率がアップします。
ずっと使うものなので、1,000円程度のきちんとしたものを導入すると良いかと思います。
ボリュームディスカウントについて
当然ですが、段ボールなどの資材はまとめて大量に購入したほうが1個当たりの単価は安くなります。
例えば50枚でかうよりも、500枚で買ったほうがボリュームディスカウントが効くのです。
ですがダンボールなどの梱包資材はかなり場所を取ります。
なので、荷物が少ないうちは小ロットの購入で大丈夫です。
発送する荷物が増えてきたらまとめて大量に買って単価を抑えていきましょう。