ここでは古物市場の競りの際に使われる符丁という独特の言葉について説明していきます。
最近では符丁を使わない市場もありますが、相手が符丁を使ってきたときに対応できないので最低限の符丁は覚えておくのがベストです。
最初はメモを見ながらでも良いので、古物市場で積極的に使っていくようにすれば自然と覚えていきます。
難しく考えずにひとまず良く使われる符丁を確認していきましょう。
代表的な符丁一覧
ヨンジュッカン | 650円 |
ゴジュッカン | 830円 |
センマイ | 1,250円 |
ジュッカン | 1,650円 |
ホンサン | 2,250円 |
ヒャッカン | 3,500円 |
テラ | 5,500円 |
シヒャッカン | 6,500円 |
ドン | 10,000円 |
ここで重要なのは
例えばセンマイは、1,250円、12,500円、125,000円にも使えます。
発句人が「10,000円からスタート」と言った場合、誰かがセンマイと言ったらそれは12,500円という意味になります。
符丁を覚える方法
符丁を覚えるには、小学校で九九を覚えたときのように、とにかく繰り返し発生練習をすることです。
そして古物市場で実際に使ってみることで自然と覚えていきますので安心してください。
私は競りの最中で聞き慣れない符丁が出てくると「今いくらですか?」と聞いてしまいます。
そのぐらいの図々しさもときには重要なのです。